ヒュッゲに暮らすため 時間をつくる
僕は平日は仕事に追われている。妻はパートで週4日短時間勤務。下の子2人の保育園の送迎をして夕食はいつも作ってもらっている。
平日は基本、僕も妻も子どもたちの明日の用意を終えて家事を済ませたら寝るしか体力が残っていない。どうしてこんなに時間がないのかな~。
『日本で、ヒュッゲに暮らす』の著書のイェンス・イェンセンさんは言う。
・・日本でも十分にヒュッゲに暮らすことはできる。ただ、ほとんどの日本人には、それを成立させるための「自由に使える時間」が足りていなのが現実だ。
日本とデンマークの一番の違いは、時間の使い方だと僕は思う。デンマーク人の多くは、ワークライフバランスがよくとてれいる。その考え方のキーワードが、「一日を3つの時間に分けて考える」こと。8時間は仕事をする、8時間は自分のための時間、残りの8時間は寝る。これがデンマークでは、一般的な常識。もちろんその通りにすべての国民が生きているわけではないけれど、日本のように「仕事が一番」と考える人は少ないと思う。
日本では働きものが評価される社会。働かざる者食うべからずとはよく言ったもので、職場でも遅くまで働く人は「よく頑張っている」といわれる(気がする)。でも、実際は、時間内に終わらないほど多い(多すぎる)のか、時間内に終わらせることができないほど無能なのか。よくわからない。みんなそれなりに頑張っていると思うから。
イェンセンさんの言うように、『8時間は自分のための時間』があればもっとやりたいことができるよなと思う。
そこで、この本を手に事務作業の時短に努めようとしている。
図書館で借りて、貸出期日がきて一旦返したけど、後日再度借りた。知っていることも多いけど、結構役立つ情報があった。とにかくショートカットを駆使し、無駄な作業をそぎ落としている。ここまで徹底すればそれは早く帰ることができるかも。
これまで普通と思っていた作業も実は我流で時間がかかっていたこともあるはず。
こういう目からウロコな情報はとてもありがたい。ぜひ職場でも共有してみたい。
そして、これは読むだけでは使えない。実際、本を見ながら作業を試していき、体で覚えていかなくては。
そして、ヒュッゲな暮らしにつながる時間をすこしでも確保していきたい。